東京の古いアーケード商店街でお好み屋を営む木戸荘司は前妻の春江に捨てられて以来、彼の二人の子供である涼平と陽向を男手一つで育て上げた。涼平は高校では演劇部員として戯曲を書いているが、実の母春江との失われた時間へのこだわりから、スランプ状態に ...
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笠羽 流雨(かさば るう)。
2000年、東京生まれ。
劇作家、シナリオライター、演出家、俳優、詩人。
日本劇作家協会会員、Online Writers’ Club正式会員。
高校時代から演劇部にて脚本を担当し『あけぼの』『ミルク』等の作品を上演。
2020年、ポエトリーリーディングを用いた映像作品『虚構の夏』を制作。現代詩と口語演劇の融合した劇作を行う。
2022年、劇団倒藝家を旗揚げし『人間になりたい』『光線の散歩』等の作品を上演。
近年は『落とし物屋さん』『スピード』『海流の中のふたり』『ジェット推進学塾』『はんぶんこ文庫』『文学中毒』『タイムマシン日和』等多数のラジオドラマ脚本を執筆。