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突然の事故により死んでしまった吉岡聡介。
闘病生活の末、娘を1人残し死んでしまった瀬田淳子。
2人は、現世の者からは見えざる姿でこの世に48日間留まることを、そして、その最後の日に、大切な人の夢に出ることを許される。
聡介は婚約者である藤原文香の夢に、淳子は娘の千鶴の夢に出ることを決める。
しかし、その代償として、2人は1日1音ずつ「言葉」を奪われてゆく。
『色は匂えど 散りぬるを 我が世 誰ぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔いもせず』
大切な人を守ることも、最愛の娘をこの手に抱くこともできず、ただただ傍に居続けることしかできない聡介と淳子。
2人が最後まで守り抜く一音は果たしてどの音か、そしてその一音で伝える最後のメッセージは…。 -
会場 いわてアートサポートセンター風のスタジオ
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