散歩する侵略者

  • 散歩する侵略者
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劇作家:
前川知大
目安となる上演時間:
90~120分
目安となる上演人数:
10人 (男性7人、女性3人)
  1. 小さな港町金輪町。加瀬真治は三日間の行方不明の後、別人格となって発見された。医師の診断は脳の障害。それまでの結婚生活が上手くいってなかった鳴海は、生まれ変わったような真治の世話に密かな充実感を得る。
    同じ時期、田舎町に似合わない凄惨な事件が起きる。老婆が家族を惨殺し自殺するという事件で、一人生き残った孫娘も神経衰弱状態だという。その後、町に奇病が流行り出す。ある特定の概念を失い、それについて理解できなくなるというもので、それは真治の症状とも似ていた。医師の車田は頭を悩ませる。
    政治的な関心からこの町を取材していた桜井は、天野という自称宇宙人の奇妙な少年に出会う。彼は例の殺人事件に興味を示す。生き残りの娘、立花あきらは自分の仲間だというのだ。
    加瀬真治は仕事も辞め、毎日ぶらぶらと散歩するばかり。しかし脳の障害は明らかに快方に向かっている。そしてある日、真治は鳴海に告白する。自分は宇宙人であると。
    白する。自分は宇宙人であると。

  2. サンモールスタジオ 劇団イキウメ

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