BANRYU
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昔は龍もりっぱなものばかりでなく、天に昇れないタツノオトシゴのような小さな龍(蟠龍)もいたとか。この舞台、ネズミの「一口召し上がれ」の言葉に乗せられて東の蟠龍に食われた西の蟠龍の物語。過疎化の御在所村には、昔から言い伝えられた「天の気」というエネルギーの道があり、これを「龍脈」と呼んでいた。北海道から青森県下北半島、恐山を通って更に六ケ所をくぐって小川原(おがわら)湖へと抜けている。で、この村のある位置が丁度、龍の臍のあたり一番エネルギーの溜まるところの龍穴(りゅうけつ)というところにあたるといわれている。村の龍神様の境内で年に一度、執り行われる奉納芝居。けなげに少ない人数でも、入れ替わり立ち代わりで奮闘する村人たち。
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桐朋学園芸術短大 小劇場
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その後、一般公演用に書き直してはユニット公演として座高円寺Ⅰなどで上演 -
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