都会の雑居ビルの地底で暮らす、人間と妖精の混血児である「地底妖精」が主人公。「地底妖精」はマッサージ師のモグラに養われている。モグラの営むマッサージ店に迷い込んだ女性や、女児たちの少女マンガについての会話などを交えながら物語は進行し、「地底 ...
市原佐都子
- 主な活動地域:
- 東京都
劇作家・演出家・小説家。1988年大阪府生まれ福岡県育ち。桜美林大学にて演劇を学び、2011年よりQ始動。人間の行動や身体にまつわる生理、その違和感を独自の言語センスと身体感覚で捉えた劇作、演出を行う。2011年、戯曲『虫』にて第11回AAF戯曲賞受賞。2017年『毛美子不毛話』が第61回岸田國士戯曲賞最終候補となる。2019年に初の小説集『マミトの天使』を出版。同年『バッコスの信女 ─ ホルスタインの雌』をあいちトリエンナーレにて初演。同作にて第64回岸田國士戯曲賞受賞。公益財団法人セゾン文化財団セゾン・フェロー。