死ぬ時に思い出さない今日という一日

  • 死ぬ時に思い出さない今日という一日
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劇作家:
関戸哲也
目安となる上演時間:
20~40分
目安となる上演人数:
2人 (男性1人、女性1人)
  1. 雑居ビルの屋上。お弁当を手に抱えた女とサンドイッチを手にした男がいる。どうやらそこの屋上から見える向こうのビルの屋上の柵の外で、制服を着た少女が飛び降りをしようとしているらしい。
    別々の職場で、お昼休憩でたまたま屋上に来たふたり。普段顔を合わせても挨拶もしないのに、大事件を前にして年端もいかない少女を何とか助けようとする男と、巻き込まれたくないと主張する女の意見が錯綜する。
    自分の死生観さえもぶつけ合ってしまい、他人事だった事件のはずが、いつの間にか自分事になってしまう。
    少女の運命はどうなるのか。遠くのビルの屋上に佇む少女には彼らの声は届かず、それを見守る女と男のその先には何が待っているのか。

    男女ふたりいれば出来る作品です。会話劇であり、喜劇であり、恋愛劇でもある本作。意外に爽やかな余韻に浸れるかも。

    2020年日本劇作家協会東海支部「劇王」優勝作品

  2. 出演 おぐりまさこ 関戸哲也

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