埋没
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TRASHMASTERS・作・演出の中津留章仁が高知県大川村に足を運び、取材を通して作りあげた作品。かつて、ダム建設に反旗を翻し激しく抵抗した人々の様子と、過疎化して未来が見えない現在の村の状況を描きながら、村を捨てた人間と留まった人間それぞれの葛藤を描き、地域社会の在り方を世に問う。
水に沈んで村は消えても、あの時の記憶は消えない… 保険の外交員であり高知市内に住む川村明水(かわむらあけみ)は、弟の源が住む大川村に来ていた。ダムの上に掛かる橋の上で、明神という新聞記者と出会う。明神は、人口減少が著しい大川村で議員が定員割れし、村議会から村民総会になる可能性があるという記事を書き、全国的に話題となった記者である。大川村の人口が減少1きっかけとなったのは、1950年代から70年代にかけて計画されたダム建設に端を発していた・・・。 -
2018年2月〜3月初演 福岡@ぽんプラーザ 大分@コンパルホール 大阪@インディペンデントシアター2nd 東京@座・高円寺
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