タイタニック・ポーカー

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劇作家:
はせひろいち
目安となる上演時間:
90~120分
目安となる上演人数:
11人 (男性6人、女性5人)
  1. 「沈みゆくタイタニック号の中、娯楽室で最後までポーカーに興じていた数人がいたらしい」「お前書け。俺は無理」と、とある芝居の打ち上げの席で北村想さんから言われ(笑)2年越しで書いた作品。1997年に大ヒットしたジェームズ・キャメロン監督、ディカプリオ主演のアカデミー作品賞受賞ラブストーリーが余りにもつまらなかったことをモチベーションに、もっと以前のモノクロ映画を何本も見て、本や資料も読みあさった分、ちょっと小難しい展開になり、その反動で、ギャンブルネタは盛り込み過ぎ、遊び過ぎな感も。氷山衝突や沈没のシーンを描かず、あくまでワンシチュエーションにこだわり、当時、便利に括られていた「静かな演劇」「関係性の演劇の範疇で、奮闘した記憶がある。現代と当時の時間軸を繋ぎつつ、呪縛の様に、輪廻の様に、そこから逃げられない「車椅子の男」を描いたが、客演のはしぐち氏は本当に舞台上に「飼い殺し」だった。

  2. 2003年初演。5月東京(ザ・スズナり)、6月大阪(ウイングフィールド)、7月名古屋(七ツ寺共同スタジオ)にて公演。作/演出・はせひろいち。出演・栗木己義、はしぐちしん、咲田とばこ、荘加真美、コヤマアキヒロほか。

  3. 場合に応じて著作権者への紹介などを行いますので、以下のお問い合わせフォームに作品名を明記の上ご連絡ください。