ゼロ番区

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劇作家:
松本匠
目安となる上演時間:
90~120分
目安となる上演人数:
7人 (男性7人)
  1. 東京拘置所内にある死刑囚舎房。通称「ゼロ番区」と呼ばれている。
    新四舎二階に収監されている4人の死刑囚達。
    南やすし死刑囚は新任看守長に目の敵にされ何度も懲罰房に入れられてしまう。
    赴任早々死刑囚達に対して古木はこう言った「お前達を同じ人間とは見ていないからな」と。その言葉通り古木は4人の死刑囚達を精神的に徐々に追いつめていくのであった。そんな古木に対して看守藤原と小松は疑問を持ち、極秘で古木の身辺調査を行った。その調査書には「古木の兄がある犯罪に巻き込まれ亡くなった」と記されていた。そんな古木がある日、南やすし死刑囚の公判記録を初めて目にする。それを読んで驚く古木。何故なら南も同じく犯罪被害者の一人で家族を殺された復讐の為に報復殺人に及んだのであった。だがその日の午後に法務大臣から拘置所に届いた通知書とは明日、自ら行わなければならない南やすし死刑囚に対しての執行命令書であった・・・。

  2. 新宿シアターモリエール  

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