アパイピシピテペルプ~水沢家の小さくて大きい物語~

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劇作家:
ふじもり夏香
目安となる上演時間:
90~120分
目安となる上演人数:
6人 (男性2人、女性4人)
  1. 水沢つばめは、四十一歳独身。同居している兄夫婦からは、変り者扱いされていた。実は、一家には悲しい過去があり、つばめもそれを引きずっていたのだ。
    そんな、つばめが最近知り合った星野という青年。彼はさらに特殊な境遇の持ち主だったが、ふたりはお互いひかれあう。つばめは星野を家族に紹介し、家族にも一応は受け入れられる。楽しい日々が始まるかと思われたが、突然、星野が遠いところへ行かなければならなくなる。星野は一緒に来てほしいとつばめに言うが、つばめは迷う。実は、母の言動が、あの、一家の悲しみの時以来、少しずつつじつまが合わなくなっており、最近、特にひどくなっているようなのだ。星野についていけば、すぐに戻れる保証はない。でも、星野とも離れたくない。つばめは、ともかくも結婚することで星野とつながっていたいと、兄夫婦に話すが、その最中に母に変化が訪れる。つばめは今度こそ幸せになれるのか。

  2. 第一回NLTコメディ新人戯曲賞佳作作品公演として池袋シアターグリーンにて上演。出演者は全員NLT所属の葛城ゆい、杉山美穂子、藤波大、安奈ゆかり、桑原一郎、早稲田真樹 演出・川端槇二、ステージアドバイザー・木村有里、美術・松野潤、照明・石坂晶子、音響・小林史、舞台監督・竹内一貴、宣伝美術・野澤孝幸、制作・劇団NLT

  3. 場合に応じて著作権者への紹介などを行いますので、以下のお問い合わせフォームに作品名を明記の上ご連絡ください。