タビダチノコトバ

  • タビダチノコトバ
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劇作家:
景山圭祐
目安となる上演時間:
60~90分
目安となる上演人数:
2人 (男性2人)
  1. 舞台は株式会社ドリームバーズの研究室。登場人物は研究開発部の加藤雄介と同僚の上村修一の二人である。
    上村は日常からパワハラを加藤に行っている。上村のパワハラはエスカレートし、加藤を死に追い詰める。金庫のお金を盗んだ、上村を侮辱した、犯罪だ、死刑だ、と言われる。上村は加藤に死ぬしかないと言い、加藤へ死を迫る。上村は加藤への行為が世間や加藤の家族にばれると会社や上村が困るので旅立ちの言葉という遺書を書かせようとする。
    加藤は生きたい! と言って拒否をする。上村は、自分は加害者ではなく被害者だ! と言う。上村は加藤を窓から突き落とす。ど……ん、と鈍い音がする。上村、研究室の中を鳥のようにしばらく駆け回り棚を開ける。そこには多くの鳥の剥製が仕舞ってあった。上村はその剥製を取り、次はこれで……、タビダチ……と言って終わる。

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