徒然だ
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「オレオレ」「ナミオちゃんかい?」「ナミオ?そう俺ナミオ」老婦人が問い返した名前は未だ帰らぬ孫の名前。老婦人に聞いた道を訪ねて行くと墓石の前へ。置き忘れたモノを見つけ、そこに自分を登場させると物語は走りだすと力説する絵画講師。突然に止まった老婦人の時間は徒然な絵本の頁に入り走りだしていく。老婦人はナミオの声を聞いたのだ。「頁をめくりますよ」と聞こえたのだ。
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一迫ふれあいホール、演劇工房10BOX
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