聖地

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劇作家:
松井周
目安となる上演時間:
2時間~3時間
目安となる上演人数:
16人以上 (男性16人以上、女性16人以上)
  1. 近未来。安楽死法が施行された日本では、老人は延命医療よりも「最適な死」「りっぱな最期」をのぞむように求められていた。エコロジーという名の下に排除され、それぞれの場所で追いつめられていく老人たち――。
    そんな時、ある老人ホームでかつてのアイドル歌手の死亡が報じられると同時に、その死には不審な点が多いことがわかった。元ファンクラブのメンバーたちは彼女の入所していた老人ホームに乗り込み、謝罪を要求するにとどまらず、こんなことを宣言する。
    「私たちはここを乗っ取ることを宣言する。今からここは『聖地』となる」
    この声明をきっかけに、全国から行き場をなくした老人たちが『聖地』に集まってくる。
    『聖地』は完成するのだろうか?
    そして、ここは一体誰にとっての『聖地』なのか?

  2. 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール
    <出演>さいたまゴールド・シアター
    <スタッフ>
    作:松井 周
    演出:蜷川幸雄
    演出補:井上尊晶
    美術:安津満美子
    照明:岩品武顕
    衣裳:紅林美帆
    音響:金子伸也
    振付:広崎うらん
    音楽:かみむら周平
    音楽監修・歌唱指導:池上知嘉子
    演出助手:大河内直子、藤田俊太郎
    舞台監督:山田潤一
    主催・企画・製作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団]

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