蝶の皇軍

  • 蝶の皇軍
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劇作家:
富田求
目安となる上演時間:
90~120分
目安となる上演人数:
14人 (男性13人、女性1人)
  1. 「玉砕の島 に 、 蝶が舞う ・・・哀しき兵士の魂は、 美しき 蝶に乗りて
    青き海を渡る・・・」
    我々は、日本人戦没者310万人、アジアの犠牲者2000万人の 悲惨な歴史を 風化させてはならない。そのために、「玉砕」という美名の隠された凄惨な戦争の悲劇を、「蝶の皇軍」として描いた。
    日本軍は真珠湾奇襲に成功し、また東南アジアの植民地全てを占領する快進撃を続けた。しかし、翌年ミッドウェー海戦に敗れ、ガダルカナル島の攻防戦にも敗れ、以降日本軍は、「転戦」と「玉砕」を繰り返す血みどろの敗戦を続けた。「玉砕」の実態は、 飢えと疫病で大半の兵士が戦死するという 悲惨極まりないものであった。この物語は、「玉砕の島」で、圧倒的な兵力のアメリカ軍と戦い、援軍もなく、水・食糧・弾薬の補給もないまま、徹底抗戦を命じられた守備隊の 『 哀しき奇跡の物語 』 である。

  2. 劇場中野・ポケット、出演者 新宮乙矢、高橋ひろし、秋本一樹、菊川浩二ほか、作・演出富田求、照明岡野昌代、音声竹田雄、舞台監督宮田公一、プロデューサー角田昇、美術渡邊景子 

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