うちやまつり

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劇作家:
深津篤史
目安となる上演時間:
90~120分
目安となる上演人数:
13人 (男性5人、女性8人)
  1. 舞台はとある関西地方都市。時は1月3日、4日の両日。
    超高層団地にある小さな空き地。荒れ放題のその場所は誰が言うともなく「こやまさんちのにわ」と呼ばれている。そこに集う団地の住人。お互いの名前も知らず職業も分からない。ただ彼らの間をつなぐのは、この場所をめぐるたわいもない噂話。団地内で今夏起きた三件の殺人事件は未だ解決をしていない。登場する住人たちは皆、死の影とセックスの匂いをはらんでいる。現実感覚を欠く主人公の青年は殺人犯に疑われるうちに、自分が犯人かどうかわからなくなっていく。
    建物の影となって昼なお暗い「こやまさんちのにわ」で繰り広げられる荒涼とした現代人の精神風景、人間性の暗部を深く静かに見つめた物語。

  2. アイホール(兵庫県伊丹市)
    作・演出:深津篤史
    舞台美術:池田ともゆき
    照明効果:西岡奈美
    音響効果:大西博樹
    舞台監督:鈴木田竜二
    出演:江口恵美 亀岡寿行 藤野節子 はたもとようこ
    荒木千童 松蔵宏明 森川万里 寺町靖子 紀伊川淳 河合良平 谷野智美 
    風太郎(わがまま旋風)宇賀仁美(劇団天真爛漫)←( )は、当時

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