愛死に

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劇作家:
糸井幸之介
目安となる上演時間:
90~120分
目安となる上演人数:
14人 (男性7人、女性7人)
  1. 深夜、劇場に忍びこんだ一組のカップル。舞台上には組かけの舞台セットがあり、無造作に装置の一部などが置かれたりしている。
    そこに、6組の亡霊たちが彷徨いだし、男と女の愛と孤独が満ちていく。
    人類は太古の昔から、おそらく、あらゆる形で愛を示して生きてきた。古代人はおおらかに、中世人は幽玄に、近代人は克己に、愛を示して生きてきたかもしれない。では現代人はどうだろうか?利己的で欺瞞に満ちた愛の示し方しか、もはや許されていないのだろうか?利己的で欺瞞に満ちた示し方で愛は示せるものなのかと不安を抱えながらも、それしか出来ない、いじましい現代人の愛の示し方を歌にし、極めて現代的ではない手法で高らかに歌い上げる、「妙―ジカル」。

  2. FUKAIPRODUCE羽衣第21回公演「愛死に」
    2017年6月8日(木)~18日(日)東京芸術劇場 13ステージ
    【出演】
    深井順子 日髙啓介 鯉和鮎美 高橋義和 澤田慎司 キムユス 新部聖子 岡本陽介 浅川千絵 平井寛人
    (以上、FUKAIPRODUCE羽衣)
    伊藤昌子 野上絹代 山森大輔 荒木知佳 

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