丈夫な教室
-
夜の教室。集まった三人の同級生たち。彼女たちは、自分たちが書いた落書きが二十数年の時を経て、再び子どもたちの机に刻まれているという噂を確かめるためにやってきたのだ。
「ハサミ男がやって来る」――それは忌まわしい過去、すなわち、彼女たち自身の傷跡だった。
ハサミ男の存在など、とうに忘れ去られたこの教室で、新しいはずの机にどうしてこの落書きがあるのか?
かつてその男に傷つけられた彼女たちは、いかにして自らの心の傷や、決して消え去ることのない影と闘っていくのか? 彼女たちの求めた、誰にも汚されない、何者にも脅かされない「丈夫な教室」とは? 傷つきながらも前向きに生きることを懸命に模索する、三人の女性と同級生たちの物語。
※※※※
本作は「劇団そとばこまち」が2004年にアイホールで初演。その後2005年2月に精華小劇場オープニング企画のひとつとして再演。そして2021年1月にアイホール・現代演劇レトロスペクティヴ」として上演しました。 -
初演/兵庫県伊丹市立演劇ホール・アイホール(2004)
-
著作権者が許可をしている利用目的については、上記の《お見積りボタン》からお見積り金額をシミュレーション後、続けて上演申請を行うことが出来ます。
お見積りが出来ない場合、またはご質問やご相談に関しては、下記の《著作権者へのお問い合わせフォーム》または《著作権者のWEB/SNS》から著作権者へ、直接ご連絡をお願いします。- 《著作権者へのお問い合わせフォーム》のご利用には、申請利用者登録が必要です。
- 《著作権者のWEBサイト》は外部サイトにジャンプします。
著作権者へのご連絡でお困りの方は、以下の《戯曲デジタルアーカイブへのお問い合わせフォーム》に作品名を明記の上ご連絡ください。場合に応じて著作権者へお取次致します。