梅の園
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「初春。青年劇団の明美と泰造は、老朽化したホールでの最後の公演を計画していた。金の無い彼らが声をかけたのは、平均年齢が八十歳のスーパーシニア劇団「梅の園」。ところが、やって来た交渉役は、あがり症の主婦・琴子だった。果たして年齢差ありまくりの舞台は実現するのか。舞台の上で必死の打ち合わせが始まる!」
実際に閉館が決定していた舞台の上で、とにかく舞台機構を全力で楽しむために書かれた記念碑的作品。演劇は、若く美しいプロのためにしかないのか。誰しもがいつかは老人になるのに。地方における演劇と人生の接点を探る。真面目かと思いきや大体ふざけている。後半は、じいさんばあさんによる秋田弁の殺人事件が起きたりする。愛着のある舞台を、笑って送り出すために書かれた。上演時間約100分。
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閉館する舞台小屋への愛着と悔しさを共有していただけるなら、上演する地域によって、固有名詞や方言の改変を可とします。連絡不要です。
初演時は演出のため、全編にわたって若者たちが老人に扮する場面も3名で兼役としました。役者を増やしても構いません。その場合、都合6〜9名になります。 -
劇団ウィルパワー第19回演劇公演。二〇二二年、夏。(旧)秋田市文化会館小ホールにて初演。出演:劇団ウィルパワー。スタッフ:秋田市内の市民劇団(秋田市民劇場、演劇ユニットRHマイナス6、秋田大学演劇サークルきたのかい、他)
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