うかうかと終焉
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【概要】
出口明・大田雄史の共同脚本。全5幕。
【ストーリー】
3月最後の5日間。とある地方に建つ古い木造学生寮はこの春で築100年を迎える。しかし老朽化を理由に廃寮の危機に瀕していた。
209号室では5人の学生が退寮の時を待っていた。彼らは積極的に寮存続に動くこともなく、はたまた「寮がどうなろうが関係ない」という冷めた態度でもない。つまり、自分たちの身に起きていることに対して少しのんびりとしていたのだ。偶然にも彼らの引越し予定日は一日ずつばらけていた。
寮には一つの伝統があった。退寮の日、壁にメッセージを書き残すという伝統だ。いつから始まったか定かでないが、半ば真剣に半ば冗談として、今日まで引き継がれている。
青春の最後に、どう行動し、別れていくのか。そして何を書き残すのか。
5日間、毎日一人ずつ、人が去っていく物語。
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第23回日本劇作家協会新人戯曲賞 -
【劇場】
中野あくとれ
【出演】
嶋田あや
西谷太郎
加藤将隆
永榮紘実
上嶋萌
池田慧
【演出】
大田雄史
【美術】
竹内良亮
ほか -
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