天界で天使として過ごしている舞と恭介は、迷界という場所に呼び出される。
そこで二人は、生まれ変わることが出来るということを知らされる。しかし、すぐに決められない二人は、案内役に生まれ変わったらどんな人生を歩むのか知りたいと告げる。
すると、案内役の一人が口を滑らせ、生まれ変わったあとの人生を見ることができると言ってしまい、ラッキーなことに舞と恭介は、生まれ変わったあとの人生を見ることになった。
生まれ変わった世界で、舞と恭介は、幼なじみとして高校三年生まで成長している。
父と二人暮らしの舞は明朗快活な少女である。そんな舞が、授業中に倒れて病院に担ぎ込まれる。病院で検査を受けると、骨髄異形成症候群という難病であることが判明する。
病気と闘いながらも、大学受験に臨む舞と、それを支える父と恭介。
生きるとはどういう事なのか、人生は、運命は、変えられないものなのかを問う作品である。

※※※※
天使の『舞、恭介』は、人間の『舞、恭介』が演じることで、人数調整が出来るが、別々の人物が演じた方が転換時が楽である。
天使ＡＢは、女台詞、男台詞になっているが、性別に関しては調整が可能である。
場面数が多いので、場面をカットすることで、上演時間を調整することも可能である。

場合に応じて著作権者への紹介などを行いますので、以下のお問い合わせフォームに作品名を明記の上ご連絡ください。