海越えの花たち

  1. 敗戦時、朝鮮半島には百万を超える日本人が在住していた。
    半島からの引揚げは、昭和二三年の夏までにほぼ完了したとされるが、
    すでに日本に戸籍がなく、身元引受人もいない女たちに帰る場所はなかった。
    女たちは「故郷の空」を歌い、「アリラン」を踊りながら見つけ出す。
    まぎれもない自分自身を。
    在韓日本人妻たちの収容施設「慶州ナザレ園」をモチーフに、
    半島の土に「日本人」として還っていく人々の軌跡を描く物語。

  2. 初演 2018年6月20日(水)~ 26日(火)
    劇場 紀伊國屋ホール

    脚本 長田 育恵
    演出 木野 花

    出演 石村みか
       箱田暁史
       岸野健太
       実近順次(以上 てがみ座)
       桑原裕子(KAKUTA)
       内田 慈
       西山水木
       日髙啓介(FUKAIPRODUCE羽衣)
       半海一晃
       中西 良 

    美術 乘峯雅寛
    照明 稲葉直人(ASG)
    音響 内藤勝博
    衣裳 阿部美千代(MIHYプロデュース)
    演出助手 大野裕明(花組芝居)
    舞台監督 杣谷昌洋
    宣伝写真 田中亜紀
    宣伝美術 鈴木 勝(FORM)・佃 美月(FORM)
    制作 有本佳子(プリエール)・和田幸子(プリエール)
    票券 飯塚なな子((劇)ヤリナゲ)
    助成 芸術文化振興基金 芸術文化振興基金
    主催 てがみ座

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