ぷろぐれす

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劇作家:
倉田淳
目安となる上演時間:
90~120分
目安となる上演人数:
8人 (男性2人、女性6人)
  1. 「ぷろぐれす」の出発点は、1868年に発表された米国の作家オルコットの「若草物語」だ。古きアメリカで家族が家族として互いに深く結びついている状況を思った時、是非とも生活の実感が持てる日本に場を移したいと考えた。そして家族が家族として寄り添っていたであろう戦前の日本を舞台にしたいと思ったのだ。 今に比べれば生活様式は遥かに不自由で日常の一つ一つに手間がかかり、手間が係るがゆえに協力と秩序を余儀なくされていたのではないかと思う。日々の丁寧な暮らしが気配りの細やかさを生じさせ、互いを思い合う優しさを生み出していたのではないかと考えたのだ。戦前の昭和を状況とすると大好きな作家、向田邦子さんの世界へと傾いていかざるを得なかった。乙女期の愛読書だった「若草物語」と憧れの向田邦子ワールドと二つの大好きな世界に飛び込み、「ぷろぐれす」は誕生した。

  2. ウエストエンドスタジオ(東京都中野区) 出演者:松本慎也 関戸博一 緒方和也 宇佐見輝 吉成奨人 伊藤清之 曽世海司 石飛幸治   

    スタッフ:美術・照明/倉本徹 音響/竹下亮 衣装プラン/竹原典子 ヘアメイク/川村和枝 演出助手/中作詩穂 企画制作/スタジオライフ 

  3. 場合に応じて著作権者への紹介などを行いますので、以下のお問い合わせフォームに作品名を明記の上ご連絡ください。