あの子の宿題
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教室の中心には、いつも「あの子」がいた。
転校してきてからずっと、風のように光のようにあの子はいた。
そして前触れもなく、消えた。
それから十五年。同窓会で明らかになる事実。
あの子はこの胸の中で、さみしそうに笑っている。
中学三年生と三十歳を行き来する、
青春の儚さも残酷さも全てが詰まっている物語。 -
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