最後の伝令 菊谷栄物語-1937津軽~浅草-
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昭和初期、エノケンと組み、浅草で人気絶頂を誇ったレビュー作家・菊谷栄は、ある日突然、劇場から姿を消した。軍から招集を受け、地元・青森に戻ったのだ。
劇団員は、借りたレコードや預かった台本、手紙・メッセージ等を菊谷に届けるため、青森出身で新人の北乃祭に青森行きを命じる。
菊谷は青森で入隊、地元の若者5名を束ねる伍長となり、満州への出征を控えていた。
出征2日前の壮行会終了後、菊谷は、よき理解者で友人の東北石油社長・島内、東奥日報記者・竹内、義弟・海次郎と旅館の広間で酒を酌み交わしていた。
菊谷の隊の部下達が合流しささやかな宴会をしていた時、祭がやってくる。
劇団員から預かってきたものを菊谷に渡す祭。
忘れようとしていたレビューを思い出させるモノたち。
菊谷に、忘れたはずのレビューへの思い、熱が甦ってくる…… -
【初演】
〔劇場〕厚木市文化会館/紀伊國屋ホール
〔キャスト〕岡森諦・中原三千代・有馬自由・伴美奈子・犬飼淳治・鈴木利典・鈴木里沙・新原武・鈴木崇乃・野田翔太・藤田直美・塩屋愛実・砂田桃子・白金翔太・三浦修平・小笠原彩・北村由海・小川蓮・菊地歩・山川大貴・佐々木このみ/
草野とおる(客演)/柳瀬亮輔(客演)/横山結衣(AKB48 Team8兼TeamK)
レビューダンサー 加藤萌朝・三谷あかね・中山珠里・藤倉百々花
〔スタッフ〕作・演出◎横内謙介 振付◎ラッキィ池田・彩木エリ 音楽・編曲◎園田容子
舞台美術デザイン◎金井勇一郎(金井大道具) 大道具製作◎金井大道具
照明プラン◎塚本悟(塚本ライティングデザイン) 音響プラン◎青木タクヘイ(ステージオフィス) 舞台監督◎大山慎一(ブレイヴステップ) 衣装デザイン◎木鋪ミヤコ・大屋博美(ドルドルドラニ) メイク&ヘアメイク◎tae・比嘉奈津子(Be-STAFF MAKE-UP UNIVERSAL)
歌唱指導◎黒瀬千鶴子 方言指導◎草野とおる 舞台監督助手◎大山潤(ブレイヴステップ) 照明操作◎渡邉雄太(ASG) 照明操作補助◎大川亜耶・柏木直人 音響操作◎高島斎(ステージオフィス) 演出助手◎鳥居和真
協力◎AKS/krei inc./大沢事務所/エルビス・エンタテインメント/すみだパークスタジオ/テンプリント/明和運輸/青森県近代文学館/厚木扉座サポーターズクラブ(厚木公演)/青森演劇鑑賞協会 鎌田秀勝さん、高木保さん
宣伝美術◎吉野修平 宣伝イラスト◎溝口イタル 票券◎大原朱音・そのださえ 制作◎(公財)厚木市文化振興財団〈厚木公演〉/赤星明光・田中信也(扉座) 製作◎(公財)厚木市文化振興財団〈厚木公演〉/扉座"
劇団では、再演時、1人2役を演じる人がいるなどで、男性10名、女性10名によって上演 -
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