煙が目にしみる

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劇作家:
堤泰之
目安となる上演時間:
90~120分
目安となる上演人数:
12人 (男性6人、女性6人)
  1. 地方都市にある斎場の待合室。白装束の男が二人(野々村浩介と北見栄治)、ソファに座っている。彼らはこれから火葬されようとしている死体の亡霊である。二人はぼんやりと窓の外の桜を眺め、これまでの人生に思いをはせる。
    故人の霊が火葬場の中をさまよっているとはつゆ知らず、それぞれの親族は骨上げの時間を待っている。お茶を飲み、弁当を食べ、テレビを見たりしながら、曖昧な時間をやり過ごしている。
    物語は、ボケ始めたおばあちゃん(野々村桂)の登場によって思わぬ方向へ進む。おばあちゃんは故人の姿が見え、会話ができるというのだ。
    そして誰も知らなかった故人の思いが、少しずつ明かされていく・・・
    火葬が始まってから骨上げまでの1時間半をリアルタイムで描く、笑いと涙のお葬式ストーリィ。

  2. 原案    鈴置洋孝
    作/演出 堤 泰之(プラチナ・ペーパーズ)
    キャスト 内海賢二/麻生美代子/駒塚由衣
    定岡小百合/渡辺美佐/田中 完/山路清子/矢尾一樹/和田太美夫/中野順一朗/保坂恵麻/鈴置洋孝
    スタッフ 舞台美術=皿田圭作/照明=松田直樹(MG5)/音響=稲垣静明(魔法使いサウンド)/舞台監督=観世桂男/宣伝美術=広田アツノリ/演出助手=柴本浩行
    制作=郷右近 望・秀島登志子・佐藤康則
    劇  場 シアターサンモール

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