俳諧亭句楽の死
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大川の河岸近くにある盲目の落語家、小しんの家。そこへ古くからの仲間である焉馬と柳橋が句楽を見舞った帰りにやってくる。盲目となり脚も不自由になった小しんは、精神病を患って 入院している句楽のことが気がかりでならない。同じく旧知の仲である大学生の新太郎も加わり、句楽がこれまでに口にした警句の真実味に感嘆し、彼が作った端唄を口ずさんでは皆で懐かしむ。そこへとうに死んだはずの〈蝮の吉兵衛)らしき男が玄関口へやってきて句楽からの手紙を渡して去っていく。(日本戯曲大辞典より)
パブリックドメイン作品なので、許諾は不要となります。 -
1914年、市村座による狂言第二回公演にて初演。
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