赤頭巾ちゃん
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僕は男です。時々、男でいることがいやになります。時々、男でよかったと思います。僕は女ではありません。時々、女がよかったと思います。時々、女じゃなくてよかったと思います。僕は二足歩行の血に飢えた獣です。時々、獣の自分を殺したくなります。時々、獣の自分が愛しくなります。まぁ結局、どんな時でもお腹は減るんですけどね。
身構えずに気楽に読んでいただければと思います。少し読んで、合わないな、と思ったらそのまま閉じてください。無理をして書いた本ですが、無理して読む本じゃありません。そんな本です。 -
大阪芸術大学の修了公演で上演しました。
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