私の心にそっと触れて

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劇作家:
嶽本あゆ美
目安となる上演時間:
90~120分
目安となる上演人数:
10人 (男性4人、女性4人、その他2人)
  1. 「記憶を廻る、ある医師と妻たちの愛憎劇―愛は記憶されるのか?」(初演2021年)
     高齢化社会の難治の病であるアルツハイマー病。病気の進行により、記憶によって形作られる個人のライフ・ヒストリーが不確かとなり、パーソナリティーまでも変貌する時、愛はどう記憶されるのだろうか?
     本作はアルツハイマー病で記憶を失っていく脳神経内科医の医師と、消えゆく過去に翻弄される家族の修羅の物語です。本作の狙いは、認知能力の障害によっても損なわれることのない人間のアイデンティティと尊厳をドラマで可視化する。
     最後に残る人間の核とは果たして何か?
     誰もが迎える老いの季節、全ての人にドラマが待ち構えています。
    「これは私の経験したことなのです。でもあなたの場合とは違うかもしれません」
     2021年、脚本家・嶽本あゆ美と、演出家・山下悟による共同構想から2年を経て、上演された本作は、マスコミからも注目され、認知症専門家からも高い評価を受けました。丹念な介護現場の取材から集めたアルツハイマー当事者の声、祈り、願い、それらは、決して終末期においても人の魂の輝きが失せないことを証明しています。

  2. 2021年初演・新宿シアター 2023年再演・中野ザ・ポケット /演出 山下悟(山の羊舎・演劇集団円)/制作 高木由起子(山の羊舎)音楽/中村華子 美術/乗峯雅寛 照明/古宮俊昭(SLS) 音響/齋藤美佐男(TEO)衣装/樋口 藍(アトリエ藍)演出助手 腰越瞳(演劇集団円)
    舞台監督/中野祐 映像収録/泉邦昭(株式会社アレイズ) 宣伝美術/土屋咲登子 
    制作協力 山の羊舎
    舞台手話通訳:NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク「文化庁委託事業「令和5年度 障害者等による文化芸術活動推進事業 全国への舞台手話通訳派遣 公募プログラム」採択事業」
    字幕システム・機材協力:UDCast LIVE 
    後援:認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク

    出演
    外山誠二(UAM)、河野しずか(劇団民藝)、佐々木研(劇団民藝)、駒塚由衣(CESエンタテインメント)、渡辺聡(劇団俳優座)、茜部真弓(オフィスPAC)、松川貴弘、木村愛子(Pカンパニー)、日沖和嘉子、簔手美沙絵(ミズキプロ)

  3. 場合に応じて著作権者への紹介などを行いますので、以下のお問い合わせフォームに作品名を明記の上ご連絡ください。