熊本県川辺川ダムをモデルとし、ダム建設を巡り取り残された民宿「かわず荘」に住む四十代の清美の愛憎を巡るドラマ。主人公の清美は博多で昔美容師をしていたが、夢破れて清流の流れる故郷へと戻った。そこで進まないダム建設、それは彼女自身の人生と同じく ...
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嶽本あゆ美 劇作家・演出家・音楽監督 メメントC memento-c.com
1967年静岡県生まれ 武蔵野音楽大学卒業 劇団四季を経てフリー脚本家
川辺川ダム問題の『ダム』で日本劇作家協会新人戯曲賞、文化庁芸術祭優秀賞(演出:藤井ごう)。大逆事件の演劇「太平洋食堂」で国際交流基金SBB、門真国際映画祭2021大阪府知事賞(演出:藤井ごう)
主な作品「かつて東方に国ありきー堀田善衞『漢奸』より」「安全区/Nanjing―堀田善衞『時間』より」「かくも碧き海、風のように」など。中上健次原作『千年の愉楽』より「オリュウノオバ物語」、宗教とジェンダーをテーマに女人往生環「パターチャーラー」「韋提希」「彼の僧の娘」など。ミュージカル作品も多数。著書に『演劇に何ができるのか?』(共著/アルファ・ベータ・ブックス社)嶽本あゆ美戯曲集『太平洋食堂』(ハーベスト社)『堀田善衞研究論集』(共著/桂書房)
熊本県川辺川ダムをモデルとし、ダム建設を巡り取り残された民宿「かわず荘」に住む四十代の清美の愛憎を巡るドラマ。主人公の清美は博多で昔美容師をしていたが、夢破れて清流の流れる故郷へと戻った。そこで進まないダム建設、それは彼女自身の人生と同じく ...
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堀田善衞『時間』をもとに「南京虐殺事件」を主軸に、中国人文化人と日本人情報将校の相克と交流を描く。文明間に横たわる侵略という加害と交わりをテーマにした会話劇。2004年の「かつて東方に国ありき」2012年の「クララ・ジェスフィールド公園で」 ...
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「記憶を廻る、ある医師と妻たちの愛憎劇―愛は記憶されるのか?」(初演2021年) 高齢化社会の難治の病であるアルツハイマー病。病気の進行により、記憶によって形作られる個人のライフ・ヒストリーが不確かとなり、パーソナリティーまでも変貌する ...
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