清水一泊百五両

  • 清水一泊百五両
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劇作家:
若城八千代
目安となる上演時間:
90~120分
目安となる上演人数:
15人 (男性8人、女性6人、その他1人)
  1. 老舗の旅籠屋、清水屋は主の宝太郎の商売人としての話術や力量そして
    何よりも誰に対しても優しく、その人柄で土地の人はもちろん、他の地方の旅人からも
    愛されていた。

    しかし、ある時宝太郎は何者かに掛け取りの帰り道刺されてしまう。
    主が倒れてしまってからの清水屋は、親任せだった若旦那の宝二郎と、
    楽天家でおっとりな気性の妻お文では商売の事がわからず
    働いていた奉公人も次々と辞めて行ってしまい
    清水屋は、土地の親分浜名湖の権蔵に借金までする始末。

    御法度の贋金五十両に、ふってわいた五十両、誰かが落とした五両
    百五両が清水屋に突如現れる。

    誰の金か、そして、宝太郎を刺したのは誰なのか?

    訳アリのお客たちに、七化け小僧に、目明し、医者、女中頭も思わずうなる
    しっちゃかめっちゃか大騒ぎ!

    商売も、人付き合いも、人生も、恋も情けもみんなみんな
    じっくりがっつり長い年月がものをいうのです。

    「桃栗三年柿八年 柚子は九年花盛り 枇杷は九年でなりかねる
    梅はすいすい十三年!すいすい泳げや清水の海を ハイ!すーいすい♪」

  2. 大衆演劇版 2001年 劇団大和 若城八千代、大和城二、大和勘太郎他

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