舞台は東京郊外にある野川幸太郎の家。父と不仲の息子が婚約者を伴って久しぶりに帰省する。劇作家である息子は父の口から戦争時代の体験を聞くことになる。息子にとって父が話す戦争体験は意外なものだった。父の語る戦争体験を通して家族の再生を描く。
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1961年、東京生まれ。日本大学芸術学部演劇学科在学中に「劇団ショーマ」を結成して活動を始める。2018年に劇団を解散し、現在は「ISAWO BOOKSTORE」
として活動している。戯曲集に「バンクバンレッスン」「八月のシャハラザード」「モナリザの左目」(すべて論創社)など多数。