この戯曲は2009年に東京女子大学で実際に起こった出来事をモデルにしています。 その夏、私は新聞の記事で、自分が通った女子大の体育館が解体されることを知りました。当時大学の中に体育館は二つあり、そこは旧体育館と呼ばれていました。 体育館 ...
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劇作家。神奈川県出身。東京女子大学文理学部哲学科卒。みずみずしい台詞と、時空間を飛び越える構成とを特徴とする。代表作は女子学生の四年間を描いた『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』、誠実な複数恋愛(ポリアモリー)を行う生活を描いた『THE GAME OF POLYAMORY LIFE』。ほか、近年の作品としては舞台『野良女』、劇作家女子会。『人間の条件』(共同創作)、精華高校演劇部との共同創作「大阪、ミナミの高校生」シリーズなど。十代の人との作品創作や、エスノグラフィーの演劇化など、「劇作家が世界でできること」を考えながら活動している。『THE GAME OF POLYAMORY LIFE』で第61回岸田國士戯曲賞最終候補にノミネート。