昭和初期の登山家加藤文太郎は、朝6時に和田岬の寮を出て須磨の塩屋から宝塚までの約54キロの六甲山脈の全山縦走を行い、さらに宝塚から和田岬の寮まで徒歩で夜の11時半に帰り着くという脅威の脚力と体力で日本アルプスなどの単独行を繰り返し、「不死身 ...
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1960年9月17日大阪市に生まれる。高校卒業後、当時今村昌平氏が学院長だった横浜放送映画専門学院のシナリオ科に入り、池端俊作氏、馬場当氏に学ぶ。1980年在学中に結婚。卒業後帰阪し犬の事ム所(劇団)を経てくじら企画(プロデュース企画)を立ち上げる。2007年から休筆し登山を繰り返す。2008年「山の声」発表。
1982年 犬の事ム所設立
1989年 「夜が掴む」テアトロインキャビン戯曲賞佳作受賞
1990年 「改善版・笑箪笥」スペースゼロ大賞受賞
1990年 「Kのトランク」スペースゼロ最優秀作品賞受賞
1992年 「リボルバー」プラネットステーション企画公演参加
1993年 「トーフの心臓」扇町アクトトライアル参加
1993年 「密会」スペースゼロ大賞特別賞受賞
1994年 「サラサーテの盤」OMS提携公演
1996年 「動物園物語」(作:エドワードオールビー)神戸フラワープロジェクト参加
1997年 第16回「ドアの向こうの薔薇」を最後に犬の事ム所散会 同年、くじら企画設立
2004年 「夜、ナク、鳥」OMS戯曲賞佳作受賞 (岸田戯曲賞最終選考)
2008年 「山の声」 ウイングフィールド提携公演
2009年7月19日 海の事故により急逝
2009年12月 「山の声」OMS戯曲賞大賞受賞