「小医癒病」中医癒人大医癒世

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劇作家:
加藤真史
目安となる上演時間:
90~120分
目安となる上演人数:
16人以上 (男性11人、女性9人)
  1. 2006年6月、沼田中央病院では7名の研修医たちが医師としての基礎的な能力を身に着けるため日々切磋琢磨している。1年目研修医たちはそれぞれの技術習得に夢中、2年目研修医はそろそろ研修終了後の進路も気になり始めている。この病院には地域医療の分野で有名な若月医師が在籍しており、研修医たちは彼に憧れている者も多い。ある日、2年目研修医杉下が当直研修明けの朝、研修病院探しのための診療参加型医療実習「クリニカルクラークシップ」に参加するため医学生松井敬がやってくる。医療者にとっては日常になってしまっていることが松井にはまだ珍しい。そんな松井の素朴な疑問や驚きが池に投げられた小石が起こす斑紋のように研修医たちの間に静かな波を起こす。育児休暇明けの事務担当者福嶋則夫はそんな研修医たちに寄り添おうと必死になり、週末予定されている研修報告発表会での朗読劇の準備を進める。そんなとき、大学病院の研修プログラムで来ている2年目研修医山城の実家に病院上司を名乗る者から電話が入る。山城の母は慌てて研修先である沼田中央病院連絡先を伝え、その電話が福嶋につながる。福嶋は詐欺を見抜き事なきを得るが、山城は日頃から疎外感を感じているところにちょっとした騒動になってしまったことに引け目を感じる。やがて病院長と看護部長も一緒に朗読劇の練習が行われる。研修医も医学生も医療が直面する現実に対峙し、それを日常としていく心構えと覚悟を経験の中から見つけ出そうとしていく。そんな時、ある患者さんが自分の「最期」について語ったことに彼らは答えを出せずにまた悩むことになるのだが、指導医の一人で福嶋則夫の妻である雪子の何気ない一言に答えへの手掛かりを得ることになる。

  2. 初演:2022年10月22日(土)23日(日)太田市学習文化センター

    【キャスト】
    新井聖二/成澤陽子/入内島優奈/村山朋果/赤井那帆/武藤真大/木田恭平/佐藤壮成/山﨑香/川原崎晴紀/東雲楽/栗原一美/みずだけ豆太/加藤亮佑/酒巻誉洋/久保田雅彦/滝川いくた/根岸佐千子/荒井正人/中村ひろみ

    【スタッフ】
    作・演出・音楽音響:加藤真史
    舞台監督:久保田雅彦
    舞台美術:濱崎賢二(六尺堂・青年団)
    テーマソング:入内島詩織「命の使命」
    照明:深町友基(TM Light Company)
    照明アシスタント:スダモモコ
    演出助手:木田恭平
    ドラマトゥルク:酒巻誉洋
    医事監修:鈴木諭(利根中央病院総合診療科科長)
    映像記録・編集:岡安賢一(岡安映像デザイン)
    スチル撮影:宮本雅通
    協力:劇団ブナの木・a/r/t/s Lab・松竹エンタテインメント・邑楽町民劇団・すたりあ倶楽部・フォセットコンシェルジュ・演劇プロデュースとろんぷるいゆ・Ota Art Garden・新日本演劇・ぐんま演劇商店街(順不同)
    後援:群馬県・群馬県教育委員会・群馬県教育文化事業団・太田市・太田市教育委員会・エフエム太郎
    助成:文化庁ARTS for the future! 2 文化芸術振興費補助金(コロナからの文化芸術活動の再興支援事業)
    制作:演劇/微熱少年・加藤総合研究所
    制作補:新井由美・武井道子・嶋村友希 当日運営:田所佑梨・金子哲郎・加藤くに子・増山恵梨・淺原美佐
    主催:演劇/微熱少年

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