アインシュタインショック

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劇作家:
はせひろいち
目安となる上演時間:
60~90分
目安となる上演人数:
12人 (男性5人、女性4人、その他3人)
  1. アインシュタイン研究の第一人者である金子務氏による、昭和の名著「アインシュタイン・ショック」を下敷きに、大正期の科学ブームと民衆の意識に迫った意欲作。1922年(大正11年)の11月17日に日本の土を踏み、12月29日までの43日間日本に滞在したアインシュタイン。当時43歳だった彼は、まさに日本へ向かう船上でノーベル物理学賞受賞の知らせを受けた。ナチス政権から市民権を剥奪され、首に賞金を掛けられ、アメリカに移住110年以上も前の話。舞台は、大きな黒板に描かれた「E=MC2」の文字がある、京都帝国大学の学生控え室。東京、仙台、名古屋で一般講義を無難にこなたア博士が、今まさに京都入りしようとしている数日を切り取り、博士の通訳を勤める「恋1物理学者」石原純、西田幾多郎の一番弟子でもある田辺元、さらには東京から駆け付けた寺田虎彦ら、実在した当時の科学者、文化人も登場1知的なフィクションです。

  2. 2007年初演。5月名古屋(七ツ寺共同スタジオ)、6月大阪(ウイングフィールド)、9月東京(ザ・スズナり)にて公演。作/演出・はせひろいち。照明・福田恒子。出演・栗木己義、はしぐちしん、咲田とばこ、荘加真美、コヤマアキヒロほか。ちなみにアインシュタイン役は各都市でゲストが演じ、名古屋・土井辰夫、大阪・杉山寿弥(あうん堂)、東京・蒲公人(個人企画集団*ガマ発動期)のラインナップだった。

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