チョコチップクッキー
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近未来、架空の国。この町ではカカオが薬として処方されている。ポリフェノールが効く病であれば、ただでチョコレートを手に入れることが出来ることに目をつけた「私」は、喘息を装ってこの町へやってきた。
「私」は搾取工場で働いていた母が一日の給料で買ってくれるチョコチップクッキーの虜になっていたが、人気が出るにつれ値上げされ、格差の象徴となったチョコチップクッキーに憤りを感じるようにもなった。
町での生活を楽しんでいた「私」の心に変化が芽生える。「私」が生きるために選んだ道とは?
「このピクニックには終わりがないの。自分でお開きにしなければ、いつまでも踊らされる」
労働の在り方に一石を投じたダークコメディ―。 -
2018年10月30日~11月4日 ザ・スズナリ
SEVEN HEARTS 演劇大賞2018、小劇場部門にて[戯曲賞]入選:宇吹萌 -
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