帰りたいうちに
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老人性痴呆症のグループホームを舞台にしたこの作品は、シリアスな設定でありつつも、老人たちによる会話はユーモラスでどこか滑稽でもあります。
若い役者が老けの演技をせずに、老齢だと明らかにするという演劇手法のもと、記憶の不確かさを描くことにより、世界認識の危うさを浮き彫りにします。
大好きな祖母を想って書いた作品です。
登場人物たちは記憶の森を彷徨います。忘れることの強さと、記憶のないことを肯定したく、この作品を書きました。
「ありがとう。そして、おやすみなさい」 -
場所:扇町ミュージアムスクエア
作・演出:棚瀬美幸
出演
直江:藤岡悠芙子
頼子:真野絵里
幸代:川畑和佳子
道子:吉岡亜紀子
浜口:末廣一光
森:菅本城支
のり子:谷弘恵
スタッフ
舞台監督:城田邦生
音響:美濃龍平
舞台美術:金井美紀
舞台製作:米澤知子
照明:古谷晃一郎
照明操作:森正晃
チラシイラスト:米澤知子
チラシデザイン:カリフォルニアレコード
コーディネーター:古谷晃一郎
企画製作:南船北馬一団 -
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