海繭の仔
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太平洋に面した小さな漁村。その村で5年前、「海繭」と呼ばれる謎の生物の卵が流れ着いた。漁村には小さな研究所が作られ、ひたすらその観察研究が行われている。
舞台は、その研究所に近接した民宿。その民宿の娘が5年前に謎の自殺を遂げて以来、家族はそのしこりを今も抱えている。そこへ海繭の中から少女の遺体が発見される。5年間止まったままだった家族が、もう一度動き始める。
第6回せんだい短編戯曲賞 最終候補作。
せんだい短編戯曲賞2018(出版:公益財団法人仙台市民文化事業団)に収録されている。 -
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