蜜柑とユウウツ~茨木のり子異聞~
-
「現代詩の長女」と呼ばれ
戦後の女流詩人の先頭に立ってきた彼女には、
隠された素顔があった――
詩人・茨木のり子が亡くなってから4か月後のある日。
主を失った家に、 甥と編集者らが未発表の遺作を探しにやってくるが、
部屋にはその様子を見守る先客がいた。
3人の「のりこ」と、管理人を名乗る「タモツ」。
異なる時空が幾重にも重なり「茨木のり子」の言葉と人生がよみがえる。
終戦。 結婚。 そして別れ…。 遺された1冊の詩集をめぐる物語。
鶴屋南北戯曲賞の選評でも「戦後社会の在り様を見詰めた女性詩人の魂と生きた時代を多面的に描き出し、戦後から今につながる時代の空気を感じさせてくれた」と高い評価を得た秀作。
演劇鑑賞会ツアー及びグループる・ばる最終公演としても再演。 -
初演日時 2015年6月12日(金)~21日(日)
劇場 東京芸術劇場シアターイースト
作 長田 育恵
演出 マキノ ノゾミ
出演 松金 よね子
岡本 麗
田岡 美也子
木野 花
小林 隆
野添 義弘
岡田 達也
美術 奥村 泰彦
照明 稲葉 直人(ASG)
音響 内藤 博司(SBS)
衣裳 三大寺 志保美(三茶工房)
演出助手 大野 裕明(花組芝居)
舞台監督 古屋 治男
イラスト 荒井 良二
宣伝美術 鈴木 勝(FORM)
制作 有本 佳子(プリエール)・津田 はつ恵(プリエール)
票券 林 弥生
主催 グループる・ばる -
場合に応じて著作権者への紹介などを行いますので、以下のお問い合わせフォームに作品名を明記の上ご連絡ください。