天使といたとき
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大学生の江梨子は交通事故で死亡してしまった。
迎えに来た天使はちょうど1億人目の魂なので、景品として経験したかった未来かやり直したい過去を30日間体験できると提案する。
しかし江梨子は未来にも過去にも興味がない。
将来は……想像がつく。
過去は失敗したことがない。なんでもできた。人気もあった。
死んだなら仕方ない、天国へ連れて行ってほしい。
せっかくの申し出を簡単に断られた天使はムキになって負けた過去を探す。
そのとき江梨子は思い出した。
高校最後の文化祭。演劇部部長のゆいに部員が足らず公演が打てないので手伝ったほしいと言われたが断ってしまった。ゆいは大学に数ヶ月通ったのちに病死してしまう。そのことを後悔していた。
ならばあの子のために30日を使いたい。
天使と江梨子こ高校時代に戻った。 -
高校生の文化祭のために書いた脚本です
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