身毒丸

  • 身毒丸
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劇作家:
岸田理生
目安となる上演時間:
90~120分
目安となる上演人数:
16人以上 (男性4人、女性2人、その他16人以上)
  1. 身毒丸は幼い頃に母を亡くし、母を恋しがっていた。
    父親は母を売る店で撫子という女を買い、母として家に迎え入れる。だが身毒丸は、撫子を母として認めない。
    身毒丸には反抗的な態度をとられ、夫からは「女」としてではなく「母」としか見てもらえず、苦しみ続けて半年後、撫子は受け入れてくれない身毒丸を折檻する。
    家を飛び出した身毒丸はある仮面売りと出会い、彼の持っている穴を使い、亡き母に会うために地下の世界へと向かうのだが、そこで出会った母は撫子だった。
    いつしか惹かれ合っていた2人。その2年後、身毒丸の視線に心がかき乱されることを怖れた撫子は、身毒丸の眼を潰してしまい、身毒丸は行方不明となる。
    家には父と撫子と義理の弟と平穏な時が訪れる。が、やがて戻って来た身毒丸により、義理の弟は殺され、父は狂い、家は崩壊。
    家から解放された身毒丸と撫子はやっと男と女として認め合うのだった。

  2. 劇場/彩の国さいたま芸術劇場大ホール、演出/蜷川幸雄、音楽/宮川彬良、
    出演/藤原竜也、白石加代子、蘭妖子、他

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