身毒丸

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劇作家:
寺山修司
目安となる上演時間:
90~120分
目安となる上演人数:
16人以上 (男性10人、女性13人、その他4人)
  1. 身毒丸は幼い頃に母を亡くし、母を恋しがっていた。 「家」という家族の形を重んじていた父は、母を売る店で撫子という女を買い、母として家に迎え入れる。だが身毒丸は、撫子を母として認めない。 身毒丸には反抗的な態度をとられ、夫からは「女」としてではなく「母」としか見てもらえず、苦しみ続けて半年後、撫子は受け入れてくれない身毒丸を折檻する。 家を飛び出した身毒丸はある仮面売りと出会い、彼の持っている穴を使い、亡き母に会うために地下の世界へと向かうのだが、そこで出会った母は撫子だった。いつしか惹かれ合っていた2人。その2年後、身毒丸の視線に心がかき乱されることを怖れた撫子は、身毒丸の眼を潰してしまい、身毒丸は行方不明となる。 家には父と撫子と義理の弟と平穏な時が訪れる。が、やがて戻って来た身毒丸により、義理の弟は殺され、父は狂い、家は崩壊。 家から解放された身毒丸と撫子はやっと男と女として認め合う。

  2. 【演劇実験室「天井棧敷」公演】 1978年6月22日~26日 会場:紀伊國屋ホール 作・演出:寺山修司 作曲・演奏:J・A・シーザー 美術:小竹信節 舞台監督:浅井隆 共同演出:J・A・シーザー 共同台本:岸田理生 衣裳・メイク:蘭妖子 音響:森崎偏陸 制作:九條映子、小沢洋子 出演:継母(先生)/新高恵子 語り手(女学生)/蘭妖子 父/サル パドール・タリ しんとく/若松武 せんさく/篠崎拘 見世物小 屋呼込み男/根本豊 生徒2/青山均 松葉杖の座長(生徒3)/平井元 間引女1/矢口桃 間引女2/末次章子 見世物空気男(侏懦少年)/市川正 一寸法師(足袋の福助)/日野利彦 女力士/蛭沢美季子 ほか

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