組曲虐殺
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小林多喜二は同志の伊藤ふじ子と共に、言葉で社会を変えたいとプロレタリア文学旗手となる。
だが、「蟹工船」など彼の作品は検閲を受け、徐々に厳しい状態に…。
特高警察に追われながらも潜伏先を変え、身を潜めながら暮らす多喜二を心配して、多喜二の姉、佐藤チマと恋人田口瀧子が訪ねて来る。
身を潜めながら暮らさなくてはならない多喜二を心配するチマ、多喜二の身の回りの世話をしているふじ子にやきもちを焼く瀧子、それでも多喜二を応援する二人。
多喜二とふじ子を監視する刑事の古橋と山本もいつしか多喜二の人柄に惹かれていく。それでも、特高警察として彼を逮捕しなくてはならない。
どんどん追い詰められていく中で、変装しながらも特高警察から逃げる多喜二だが、やがてついに逮捕される時がきてしまう。 -
【こまつ座&ホリプロ公演】
2009年10月3日~25日
会場:天王洲銀河劇場
作:井上ひさし
演出:栗山民也
音楽:小曽根真
美術:伊藤雅子
照明:服部基
音響:山本浩一
振付:井手茂太
衣装:前田文子
出演:小林多喜二/井上芳雄、佐藤チマ/高畑淳子、田口瀧子/石原さとみ、伊藤ふじ子/神野三鈴、古橋鉄雄/山本龍二、山本正/山崎一、ピアニスト/小曽根真 -
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