檸檬の島

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劇作家:
西史夏
目安となる上演時間:
60~90分
目安となる上演人数:
7人 (男性3人、女性4人)
  1. 「日本の劇」戯曲賞2015受賞作品。
    淡路島の西側にある、海近い小さな村落“七風村”。玉ねぎ栽培が主な生業だったが、阪神淡路大震災直後に玉ねぎ畑の斜面から、太平洋戦争末期に遺棄された薬物缶が発見され、七風村産の玉ねぎの取引が中止。その後、イメージ一新のためにレモンをはじめとした果樹の生産に切り替える提案をしたのが、当時の農業組合長をしていた姫田譲だった。幸いにも軌道にのり“七風レモン”というブランド果実として出荷されるようになる。
    震災で、村民10数名が家屋倒壊により死亡。その中の1人が譲の妻・安芸子だった。
    譲はレモン栽培に没頭するが、その5年後の春に木から落ちて寝たきりになってしまう。

    さらに15年が経ち、阪神淡路大震災から20年後の2015年10月。
    寝たきりの譲のかわりに、レモンを育てていたのは次男の丈と、離れに暮らす丈の叔母の奈津子だった。

  2. 【作】 西 史夏
    【演出】 中屋敷法仁
    【出演】 吉川純広、みや なおこ、鍛治直人、樫本琳花
        原田樹里、平井真軌、七味まゆ味
    【日程】2017年3月10日(金)~15日(水)
    【会場】恵比寿・エコー劇場

  3. 場合に応じて著作権者への紹介などを行いますので、以下のお問い合わせフォームに作品名を明記の上ご連絡ください。