髪飾り
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あらすじ
中年夫婦の物語
時代は昭和初期 日本は戦争により産めよ増やせよの世の中。場所は、閑静な街中。つつましいたたずまいの一軒家に狭いながらも庭のある家
午後9時前、外は月明りでほんのりと明るい
家の前を歩く人の姿は、ほとんどないが、時々に遠くに足音だけが聞こえる
十五年連れ添った夫婦には子供がいない
夫 義之は子供ができないのは、自分のせいではないかと考える。子供がほしそうなマツをみて申し訳なく思う。片や、マツも子供ができないのは自分のせいではないかと思っている。
義之は子供の欲しそうなマツを見かね、離婚届を密かに書き帰宅する
マツは、体の異変を覚え産婆のもとに向かうと妊娠していることがわかる
妊娠をしているマツと、それを知らない義之が夫婦仲、お互いの気持ちを確かめ合う
ある晩の夫婦 食卓の物語 -
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