ママ・ギャング

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劇作家:
緑川有
目安となる上演時間:
90~120分
目安となる上演人数:
7人 (男性3人、女性4人)
  1. シングルマザーで彫刻家のママは
    、ある日、学校から帰ってきた鈴(12歳)に突然「仕事もクビになった、貧しくて暮らしていけない。私たちはギャングになる」と宣言する。武器はどうするの?と聞くと、ママは彫刻家だ、木を削って拳銃を創るという答える。鈴は何とか止めたいのだがママは暴走の一途。拳銃はどんどんリアルに出来上がっていく。そんな時、ママの同級生の桂木が訪ねてくる。なぜか、爪の形が鈴とそっくり。どうやら父かもしれない。
    そして、とうとう、拳銃は完成した。ママはリハーサルをしようと提案する。リハーサルは悲惨な結末のストーリーになってしまう。鈴はそれでも12年間ママと生きてきて幸せだったと告げる。そんな鈴を見ていて、ママはやっとギャングを諦めてくれそうだ。

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