サイゴン陥落の日

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劇作家:
中山夏樹
目安となる上演時間:
90~120分
目安となる上演人数:
14人 (男性7人、女性7人)
  1. 1975年4月30日、首都サイゴンの陥落によって南ベトナムは消滅した。ベトナム人留学生ラムは帰る国を失い、第三国に向けて日本を出国する。出国前夜、同じアパートで共に青春を謳歌した真紀、哲朗、ラムは65歳となった年の再会を誓い合う。
    2019年4月30日、約束の場所で待つ真紀と哲朗のもとに、ラムの妻からの手紙が届く。手紙にはPTSDによる妄想に侵されたベトナム戦争からの帰還兵の老人によって、ラムが銃殺されたと記されている。2人は、いまだにベトナム戦争が終わっていないことに愕然とする。
    1970年代へのノスタルジーの中に、初老となった真紀と哲朗の愛の行方が交錯1作品。

  2. 劇場: せんがわ劇場 演劇集団「間欠泉」公演 
        2020年12月3日~5日 
    出演者 金子圭子、野村尊司、平松香帆(JAPLIN)、大町雅昭、鈴木裕也、
        三井千寿、金子明(埼芸)、上原徹 / 岩崎有子、武田光太郎、
        金子幸枝(銅鑼)
    演出:中山夏樹 照明デザイン:西尾明将 照明:黒柳安弘 音響:根岸裕
    舞台監督:九巻尚志 制作:演劇集団「間欠泉」

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