三月三十二日

  • 三月三十二日
  • 三月三十二日
劇作家:
池谷信三郎
目安となる上演時間:
40~60分
目安となる上演人数:
4人 (男性1人、女性2人、その他1人)
  1. 1923年。日本人留学生の槇はロッテと、その連れ子と一緒に暮らしている。
    ロッテはかつて、友達のゲルダと一緒に淫売婦をしていた。そのゲルダが1年ぶりにロッテに会いに来る。ロッテは今では幸せな生活を送っているが、ゲルダの思い出話に苦しかった淫売婦の時代を思い出し辛くなる。一方ゲルダは幸せに暮らすロッテを羨ましく思う。
    ロッテはゲルダのためにチョコレートを買いに出かけていく。ゲルダは部屋にひとり。その時、ロッテの連れ子と一緒に出掛けていた槇が帰って来た。
    ※この作品は大正14年に執筆されたものと、昭和2年に執筆されたものがあり、この戯曲は昭和2年のものである。

    パブリックドメイン作品なので、許諾は不要となります。

  2. 掲載戯曲の初演は1927年(昭和2年)2月25日~3月6日
    於 帝國ホテル演藝場

    ※1926年(大正15年)8月に執筆された戯曲の初演は、
    1925年(大正14年)劇団心座の第1回公演。

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