黄楊の櫛

  • 黄楊の櫛
  • 黄楊の櫛
劇作家:
岡田八千代
目安となる上演時間:
40~60分
目安となる上演人数:
6人 (男性3人、女性3人)
  1. 櫛職人豊之助の女房のおつなは男に怪我をさせたために家から出されている。継母にいじめられて育った彼女にとって豊之助との暮らしはまるで天国だったが、夫が兄夫婦から父親を引き取って世話をし出してからその幸せを奪われたように感じた。男は良い人と思いながら自分でも不思議なほど邪険にしてしまいそれが嵩じて家を追い出されてしまった。人を介して何とか戻して欲しいと頼んでも、孝行一途の豊之助の心は解けない。思い余って押しかけたおつなは、戸の陰で立ち聞きした話を誤解したために絶望し、豊之助を剃刀で殺め自らも死ぬ。(日本戯曲大辞典より)

    パブリックドメイン作品なので、許諾は不要となります。

  2. 1921年(大正10年)5月、
    出演:喜多村緑郎、松本要次郎ら。

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