幼い頃、父親が誰かも知れぬまま母親に置き去りにされた捨吉は、たった一人で少しでも豊かな暮らしを求めて成長1うちに、物への執着が強くなっていく。しかし、そんな母親のような生き方を拒否1〈もう一人の自分〉が彼の中にはおり、その存在も次第に大きく ...
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大学在学中に歌舞伎や浄瑠璃人形芝居など近世演劇を研究しながら、それらの作劇方法を活かした劇作を模索し始める。現実と非現実が交錯する世界や人間以外の生命体や物質などを描く作品を、ジャンルや形式にとらわれず書くことを信条としている。